理事長日記三部作の1 土曜日は理事会と歓送会

先週末は盛りだくさんの一日でした。そこで理事長日記は土、日、月の三部作です。

 

まず土曜日17日の午後は法人定例の理事会です。
今月の理事会は前年度の事業報告と、決算報告が主な議題でした。
いつもながら理事、評議員の温かい励ましのご意見には頭が下がります。
幾つかのご意見のうち、防災に対する取り組みについても、理事から質問やご意見がありました。

 

いつ起きても不思議ではないと言われている関東や東海地域の大規模地震を心配してのご意見で、法人として定期的な防災訓練をしていることや、いざという時のための備蓄の状況や連絡体制について説明させていただきました。
当法人は東北大震災の後、現地で苦労されている社会福祉法人の支援のために少なからぬ職員が1週間単位で応援に駆けつけましたが、厳しい状況を目の当たりにしながら現地に赴いて応援をした職員が大勢いることは、いざという時きっと役に立つことでしょう。
今災害後の事業を円滑に復旧するためにBCP(事業継続計画)への関心が高まっており、国などの行政機関はもちろん、民間の企業でも策定に取り組んでいる所や検討中の所が増えています。

 

考えてみれば障害ある人の支援をする立場の福祉サービスこそ、災害があっても休むことができない仕事ですから、最もBCPのような考え方が必要といえるでしょう。
その日の夕方は、今度施設長職を終えられるUさんのご苦労さん会と、新しく施設長、副施設長になったSさん、Fさんの歓迎会で、施設長会としての催しでした。
Uさんは施設長職は辞されますが、法人にとっては無くてははならない人財ですので、引き続き常勤Bの支援員として仕事をしていただくことになっています。Uさんは若かりし頃は画家になる夢を持っておられたそうで、当法人の障がい者アートへの取り組みの中心的な方です。

新しく施設長、副施設長になったお二人のうちSさんは前年度には施設長職になっていたのですが、その時は忙しくて施設長会としての歓迎会らしいこともなかったので失礼ながらついでに歓迎会となった次第です。
二人とも法人の将来を背負って立つ頼もしい職員です。
 

 

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