おさ'んぽ④

 善行駅から体育センター側に降りると駅前保育所。園庭もない様子なので無認可保育所かと思ったが、最近は駅前に分園型があるから判らない。子どもたちの姿が見え隠れする横の路を曲がると急階段。体育センターへ行くにはこれしきの階段に恐れをなしてはいけない。頑張って登りきったらひたすら「湘南だいち」へ向かう。途中、県営団地があり小学校、幼稚園、保育園と並び、地域の中核をなしていることが判る。

 しばらく行くと"湘南だいち"。創設3年目で幼児の通園事業、成人の生活介護事業、単独型一時利用事業と3種の事業展開。次第にこのような複合型施設が増えてきたように思う。しかし、地域から見ると"パン屋さん"のイメージが強い。中には喫食が出来るコーナーがあり、時間になると地元の方たちも立ち寄っていただいている。私が伺う時間が遅いため、地域の人たちと出会うことは少ないが、お隣の県立総合療育相談センターの職員から「時々お昼に行くんです...」と嬉しい話しを聞いた。また、地域の方が野菜を持って来て"使ってください"といただくこともあるそうだ。ありがたいことだと思うと共に、これらが地域交流をさらに強めるエネルギーになって欲しいものだと未来を夢見る。

 六会駅への方向と逆に行くと"湘南ゆうき村"。いつも思うが、築年数を考えるととてもきれい。大事に使っているんだなぁ~と思う。ちょうど、利用者さんの帰り時間にぶつかってしまい、忙しくしている職員の皆さんにはご迷惑をおかけしたが、手を振って送り出すスタッフの姿から利用者さんとの関係を感じた。ここは、介護保険事業のデイサービスと障害者総合支援法の事業が行なわれていることが特徴。多様性が良く表れている事業展開だと思う。

 六会駅の手前には"相談プラザ・ふらっと"。手前には4月に移動した"六会地域包括支援センター"。時間が足りなくて地域包括まで行けなかったが、相談事業は"地域生活移行"を進める意味深い事業。だが、制度との狭間で事業展開はとても難しい。ふらっとのドアの前に"ふらっと通信"があった。①気軽に寄ってもらう「ふらっと」、②市民(Flat)の意味の「ふらっと」、③落ち着いた(♭/は半音下げる)と紹介文。しばらく相談事業の課題について話したが、地域への地道なつながりが大切だと改めて思う。(2016.7-②)

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