「権利擁護」と「ストレングス」をテーマに研修会

▼湘南あおぞら職員研修会

全体.JPG9月10日、湘南あおぞらで職員研修会を開催しました。
午前は、東洋英和女学院大学教授の石渡和実さんを講師に迎え、「知的障害者の権利擁護~障害者福祉の動向に注目して~」
というテーマで講演していただきました。

 

 

 

 

▼石渡和実さん

isiwata.JPG1948年の世界人権宣言から1990年のADA(障害をもつアメリカ人法)、2008年の障害者権利条約にいたる、障害者の人権擁護の歴史的流れを概観し、合理的配慮、インクルージョンなどキーワードとなる言葉も丁寧に解説してもらいました。障害者基本法の改正、障害者虐待防止法の策定など、現代日本の権利擁護をめぐるトピックについても説明とコメントをいただき、大変有益でした。

▼岡西博一さん

okanisi.JPG午後は、丹沢自律生活センター・総合相談室長の岡西博一さんに「ストレングス視点を活用した 個別支援計画の作成と生活支援」と題して、講演と演習をしていただきました。個別支援計画の策定にあたって、ダメージモデル的な課題設定のアプローチから、ストレングスモデルに基づく、本人の個性と強みに寄りそうアプローチへの転換が必要だということを、大変わかりやすく、演習も交えて説明したいただきました。

(小林 博)

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