第5回障害者支援施設部会全国大会に参加!!

5回障害者支援施設部会全国大会 神奈川大会

大会テーマ

『新しい福祉らしさの発見とチャレンジ』

~開港の地、かながわ・横浜から未来へつなぐ~

 

2017130日(月)31日(火)の2日間、

「公益財団法人日本知的障害者福祉協会 障害者支援施設部会」「神奈川県知的障害施設団体連合会」「関東地区知的障害者福祉協会」 主催で行われました。

 

170130 第5回障害者支援施設部会全国大会 神奈川大会 (2).JPG

 当法人からは、施設長2名、課長3名、主任1名、支援職員3名といろいろな立場の職員が参加しました!!主催者発表で777名の参加者があったとのことで、とっても盛大な大会になりました♫

 

 

 開会式で、来賓であいさつした黒岩神奈川県知事は、津久井やまゆり園について触れ、「今ごろになって"大規模施設の再建は時代錯誤"などと言われ、戸惑っている。今後、さまざまな意見を集約して合意点を探っていきたい」「3月末までを目途としていたが、夏までを目途にまとめていく」と述べられた場面が印象的でした。

 

続いて、熊本地震について、つつじが丘学園:恒松施設長より報告がありました。発生後翌日には、自事業所で貯蓄していた水を車で届けに行ったときに普段なら90分ほどでいける道程が、橋が落ちていたり、道路が寸断していたりとしており、4時間近くかかったとの話が印象的でした。

 

 

基調講演では、沖縄大学名誉教授 加藤彰彦氏による「開港の地、かながわ・横浜から未来につなぐ」をテーマに話をされました。

 加藤教授の半生をたどりながら、地域福祉について学ぶ場となりました。

 言葉として、武者小路実篤氏の「君は君、我は我、されど仲良き」を取り上げ「お互いに相手を尊重した上で、それぞれを尊重できれば、より良い関係を築ける」旨の話をされました。

 

170130 第5回障害者支援施設部会全国大会 神奈川大会 (14).JPG


鼎談では、『新しい福祉らしさの発見とチャレンジ』~開港の地、かながわ・横浜から未来へつなぐ~をテーマにし、社会福祉法人佛子園理事長 雄谷良成氏の提唱する「ごちゃまぜ」というキーワードについて焦点をあてて、沖縄大学名誉教授 加藤氏と、当法人湘南ゆうき村・相談支援プラザ施設長・理事である河原雄一がコーディネートを務め、やり取りを重ねながら深めていきました。

 

170130 第5回障害者支援施設部会全国大会 神奈川大会 (6).JPG

雄谷氏は、マズローの欲求5段階説について、次の第6の欲求「自己超越欲求(コミュニティー発展欲求)」をマズローが晩年に加えていたことに触れて話がでました。これは「自分のためだけでなく、他の人々や他の者を豊かにしたいという欲求」とのことだそうです。

 

 2日目の分科会は...

【第1分科会】「利用者の高齢化に伴う支援の在り方を考える」

【第2分科会】「利用者の地域での暮らしの支援について考える」

【第3分科会】「利用者との関わりで困っている事例について考える」

【第4分科会】「利用者の権利を守るための必要な支援について考える」

4つの分科会に分かれて、全国から参加した関係職員の皆さんが多くの学びを行いました。

 

 第4分科会についてご報告です。

「福岡県福津市 昭和学園」「北海道北斗市 星が丘寮」より、事例発表がありました。いずれも職員個人の感覚での支援ではなく、アセスメントをして、職員集団で共有し、支援を行うことで、安心して生活できる場面が増え、自発的な選択の場面が増えていくという内容でした。地域の特性なども見ることができ有意義な内容でした。つづいて、東洋大学の髙山教授より、権利擁護を視点とした講演があり、理解を深めました。

 

170130 第5回障害者支援施設部会全国大会 神奈川大会 (15).JPG



湘南あおぞら:宗像喜孝

湘南だいち:三嶌悟

湘南ゆうき村:小野田智司

 

ページトップへ
最新のおしらせ

過去のお知らせ