社員みんなでパソコンの棚作り(就労移行支援事業)

みらい社では就労移行支援事業を、より就労に特化したプログラムにする為に、今年度より新たな形で活動をはじめました。

近年の障害者雇用は事務仕事やパソコンを使う求人が多くでてきており、我々の生活の中でもパソコンを使うことが当たり前のようになってきています。

そこで、この事業の1つの目玉として、パソコンを学ぶことが出来るプログラムを考えてきました。そしてついにみらい社に社員(利用者)のパソコンが入荷!!

 しかし、パソコンを入荷したものの、収納する場所がなく、当初はこんな形でした。

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就労移行の社員に「棚を買ってくるか」「自分たちで作るか」を考えてもらうと、「作りたい!」ということだったので、自分たちで、インターネットを使い、どんな棚があるのか調べ、棚のイメージを作り、必要な道具調べ、コーナンに下調べ。調べた物をデジカメで写真を撮影し、パソコンで一覧をつくりました。必要な道具をみんなで検討し、

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買い出し班と木材の加工班に分かれて、棚作りスタート!

◆加工班

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◆買い出し班

 

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◆みんなで木材の表面をヤスリで削り、協力して組み立てました。

 

移行棚作り⑤.JPG

移行棚作り⑥.JPG

移行棚作り⑦.JPG

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◆ビフォー

 

移行棚作り①.JPG

◆アフター

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社員からは、「100%思った通りの物を作ることが出来た」と夕方は疲れてヘトヘトになりながらも、みんな満足そうな表情で感想を教えてくれました。

 

 就労移行支援事業は、2年間という有期限の中で就職をすることが目的になります。就職をして働くために必要な力とは、「手先の器用さ」や「作業が早く出来る」「身だしなみが整っている」「敬語が使える」だけでは足りないと考えています。

 今回のように「今まで使ったことが無い道具に触れること」や「必要な物品の買い出し」「周りを見て他の人を気遣うこと」「みんなで協力して何かを作り出す」という経験は、言葉では教えることが出来ない、一つの社会性や生きる為に必要な力を学ぶための大切な時間であったと感じました。(みらい社 主任 石田 友基

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