ブラインドウォーク  (湘南セシリア研修)

こんにちは!湘南セシリアの山崎です。

 

今回は、昨年の1025日に行った、職員研修「ブラインドウォーク」について報告します。


今年度は、月1回の職員全体会議の時間に、常勤職員が中心となり、それぞれが設定したテーマに沿って、研修を行っています(年6回)。


今回行った「ブラインドウォーク」とは、読んで字の如し、目の見えない状態で歩く事で、視覚障がいのあるかたの感じている世界を疑似体験し、支援に活かそうというものです。


当日行った内容は、食事の場面を①利用者役②介助者役③観察者の、3人一組になり、支援手順書に沿った形で、演習を行いました。

 



階段を恐る恐る降りる...

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誘導してもらいながら、手を洗う。

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実際に食事を体験。

「難しい!」「どうやって食べよう。」など声が上がってました。

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一通り体験した後にグループごとに反省会。

振り返りを行いました。沢山の気付きがあったようで盛り上がっていました。

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反省、振り返り後に、全体で発表して共有しました。

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振り返りでは、


「次に何があるのか、何をするのか分からないので細かい声掛けが大切だと感じた。」

「階段だけでなく、手すりの有り難さを感じた。」

「視覚障がい者の体験をすることで、見えない事の感覚を体験することが出来た。」

「体験する事ではじめて様々な困り感を実際に感じることが出来た。」


などの意見があがりました。


 現在セシリアに入所している利用者さんのなかには、視覚に障がいのある方が3名、短期入所の方を合わせれば、更に増えます。

今回の研修を通して、利用者さんの困り感、必要な配慮について理解を深め、より良い支援につなげて行きたいと思います。

 

湘南セシリア 山崎裕貴



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