職員研修「当事者の話を聴こう」 湘南セシリア

 昨年の11月22日に、湘南セシリアの職員研修として行った『当事者の話を聴こう』研修について報告します。

 

当日は「藤沢本人の会ブルースカイクラブ」にて活躍されている冨田さん、草野さんを招き、貴重なお話を伺いました。

 

「地域で暮らしている本人(障がい当事者)の生活について知ること」を目的に、特に、

 

  障がい当事者の地域生活(仕事、日常)のイメージを膨らませる。

  セシリアの利用者との関わり等、日ごろの支援に活かす。


の2点を意識して、研修を企画しました。

 

 前半は、事前に集約した質問事項を中心に、2グループに分かれインタビュー形式の座談会を行いました。

 職員がお二人に対して、質問をしたり、話を聴く真剣な姿が印象的でした。

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後半の振り返りでは、各グループで話し合われた内容をお互いに発表して共有しました。


・職員から「ダメ!」等否定的な言葉を使われるのは苦手。

・集団生活をしていて、「いきなり部屋に入って来られるのは嫌だ。」

・職員は「母親のような存在であってほしい。」「明るく接してほしい。」

・仕事をしていて、「職員から頼りにされた時が嬉しかった。」

 

そのあとも、職員からの質問が沢山あって、お二人からお話を伺いました。


 直接、当事者の方から本音や、職員との関わり、嫌なこと等、お話を聞く機会は中々ないので良い機会となりました。

 また、利用者にとって職員はどうあるべきなのか、利用者との接し方等、改めて支援の基本的な姿勢に立ち返る必要性を感じました。


冨田さん、草野さん貴重なお話をありがとうございました。



湘南セシリア 太田隼斗


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