高品質の支援を考える

6月 第1回『みらい社職員研修』を実施致し、【みらい社品質】について深く学ぶ機会を持ちました。

【みらい社品質】とは、みらい社で今年度掲げた重点目標。行動として"高品質の製品を生産すること" "高品質の支援を提供すること"の2つの"品質"を指します。

今回は、"高品質の支援を提供すること"をテーマに研修を行いました。

 

《うさぎとかめ》《山小屋の話》

午前は、佐藤施設長よりコーチングと面談技術についての講義と演習を行いました。

コーチングでは、ウサギとかめの話から、ウサギにコーチを付けたという設定で、演習を行い、コーチがウサギに対してどういった言葉掛けをしていくかを見ていきました。

面談技術では、遭難をした人を助ける山小屋の話から、日頃の支援場面等で活用できる技術を学びました。

午後は、二つのグループに分かれ、3コマの研修を実施しました。

キーワード:《アセスメント力》《支援の創造》《虐待予防》

『事例を通して考えよう』 ~アセスメントの重要性と見立てについて学ぶ~

車いすに乗った利用者さんが支援者に「押して!」と言って来たら、皆さんどうしますか?という設定でロールプレイを行い、まず、4人の職員が実演し、それぞれの職員は「○○さん押して」と言われたことに対し、「はい。押しますね。」等の返事をしていました。

次に、車いすに乗った利用者さんのアセスメントを取る為に何を聞いたら良いか?

グループでの話し合いや心理インタビューをふまえ、思いに私たちはどのような支援をしたら良いのか、様々な意見が挙がる中、最後にもう一度ロールプレイを行い、車いすを押すだけの行為から、利用者さんの『夢を活かし、少しでも自走できるように支援をしていく』『上手くコミュニケーションを取りたいというニーズを満たせるように支援していく』という支援の方向性に広がりができました。

 

 

グループワーク①.JPG

 

『チーム』 ~チーム支援力の向上を目指す~

今後のみらい社で出来ることとして、研修を活かした話し合いを行いました。

参加者から活発な意見が挙がり、また、昨年度に引き続き"良いチームプロジェクト"から"みらい社品質"についてグループの中で、チームとして自分が出来ることを考え、共有しました。チームとして今後のみらい社につながる内容になりました。

  

   

グループワーク②.JPG

 

グループワーク発表①.jpg

 

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『虐待予防』 ~権利擁護と虐待防止~

最後に虐待予防について研修を行い、認識や各々の虐待の捉え方について共有をし、虐待予防に向けて意識を深めました。

 

今年度みらい社で掲げた"みらい社品質"について、職員間で共通の認識にすることができたのではないかと思います。今後も支援力向上に向け、みらい社チーム一丸となって務めていきたいと思います。

(研修担当:高橋 由香・片野篤伸)

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