支援の質を高めるために・・・・こんなこと

藤沢育成会のグループホームでは毎月1回、各ホームの世話人、コーディネーター、事務職、管理職が一堂に会し定例会を開催しています。
定例会では各ホームのベスト支援報告と事務連絡、各ホーム間での情報共有などをおこなっています。
今回、定例会の後半に新たに組み込んだ事を紹介させて頂きます。


藤沢育成会が運営する『黒崎ホーム』では、生活者54名 支援者34名の価値観、生き様が存在します。
価値観や生き様は人の数だけ存在し、その違いや差を埋める作業がどれだけできるかによって生活の質、支援の質に反映されていくものだと思います。
生活をサポートする側として、まず、価値観の差について再認識する時間を設けてみました。
「片付ける」ってなんですか?
① 片付けは必要ですか?必要ではないですか?
② それはなぜ?
③ 片付ける基準(?)ってなんですか?
④ 片付けられてる(?)状態ってなんですか?
⑤ 片付けをする(できる)と、それは何に役立ちますか?
そんな言葉を定例会後半の検討会に投げかけてみました。
世話人さん一人一人、生活者を思い浮かべながら自分の価値観と照らし合わせ意見交換を行いました。


GHT.JPG支援する側として大切な事。例えば、生活者個々にあった言葉のかけ方や、気づいて自発的に行動できるような環境づくりなど...。
支援する側がリードするのではなく、生活者主体で行動できるような「ほんの少しのきっかけ」「魔法の言葉」。そして、目の前の生活者一人一人に誠実であること。
「片付ける」ってなんですか?と投げかけた些細な言葉に対し、世話人さん中心に深く意見交換することができました。

黒崎ホーム 大澤 健二

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