サービスセンターぱるでは、年に6回ぱるスタッフとヘルパー事業に関わっている登録ヘルパーが合同で研修を行っております。2013年5月10日(金)今年度第一回目の研修として「福祉有償運送研修」を実施いたしました。総勢24名の運転業務に携わるスタッフが参加をしました。今年度も、①講義(聴いて)②映像実習(見て)③運転実習(体験)という3つの流れで行ない、研修の「後車運転・死角」をベースにすすめました。
講義:運転座席から死角になりやすい、車のピラーについての危険性の再確認を行ないました。ピラーとは、車の窓と窓の間にある柱部分のことを差します。
また、気持ちに余裕がないとき(急いでいる時など)は、普段見えている物が、見えなくなってしまうということを、事業所で起きた過去の事故の例にあげ気持ちの余裕さについても学びました。
映像実習:ドライブレコーダーで実際の事故映像を見て、車外で死角になりやすいものの再確認を行ないました。
車外で死角になりやすいのが、対向車、自分の前を走っている車両などです。
運転実習:実際に後車運転をし、見えている障害物が、後車するとともに見えなくなる体験をしました。運転座席から見えない障害物に近づくとイメージした距離感と実際の距離とでは、誤差があることの再確認をしました。また、見えない障害物に後車で近づくことで、そこへの集中は増す代わりに、他への注意力がおろそかになる可能性も再確認を行ないました。
全体を通して、1年に一度ですが、実際の映像を見る、運転をする、過去の事例また、事故になりやすい再確認をすることに寄り、運転業務への意識向上に繋がったと思います。
総括の中では、神奈川県の事故が多い時間帯が夕方という話しがありました。
サービスセンターぱるの運転業務に携わる時間帯とほぼ同じ時間になっているようです。今回の研修を通し、運転中に見えない死角が数多くあることの再確認できたので、こころの余裕を持ち、目視や周囲の状況確認をしながら、事故が多い時間帯の運転業務になりますが、事故を起こさないよう、安全運転に努めていこうと思います。
サービスセンターぱる
研修担当
水谷智仁、山下美波、高橋朋江
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