社会福祉法人　藤沢育成会

11月26日（水）の午前中に、今年度５回目のスタッフ・ヘルパー研修を、湘南あおぞらのオープンスペースをお借りして開催しました。

 

今回は「虐待について」をテーマに、制度・機関の概要と虐待発見報告書の活用について学びました。

 

前半は、藤沢市障がい福祉課虐待担当の益田様と、藤沢市障がい者虐待防止センター相談員の川上様を講師にお招きし、障害者虐待防止法の概要と虐待防止センターの役割についてご講演いただきました。

法律等の難しい内容でしたが、簡潔かつ丁寧に説明していただき、参加者の理解も進んだのではと感じております。

 

相談員の方からは、「通報」と難くとらえるのではなく、「相談」する気持ちで連絡をして大丈夫とのアドバイスをいただきました。

 

後半は８グループに分かれてグループワークを実施しました。明らかに不適切な支援と思われる架空の事例をもとに、実際に虐待発見報告書を作成する体験をしました。

 

不適切な支援は、支援が限界を迎えていることのあらわれであり、報告をすることの大切さと同時に、そうならないよう身近な職員に相談することや、支援者同士のチームワークが大切であると、改めて感じられる機会となりました。

サービスセンターぱる　石川