社会福祉法人　藤沢育成会

2015年07月22日

　７月２１日（火）湘南セシリアにて、法人表彰式が行われました。
　これは、２０１５年２月１３日（金）に行われた「第２３回神奈川県福祉職員実践報告会」にて、湘南セシリアの宗像主任・森安職員が
『入所施設における日中活動支援』というタイトルで実践報告をしたがことが法人内で評価を頂き表彰されました。

　実践報告の内容は、地域作業室「おりおん座」の取り組みと、施設入所支援利用者が外部生活介護事業所へ自力通所をしていく過程の支援内容を報告させていただきました。

　両方とも、「完結型支援からオープン支援」へという考え方をベースに、現在のサービス提供が施設や事業所内で完結していることの限界を見極め、施設外の事業者や関係機関と連携に踏み出す一歩として実践を行ってきました。また、入所施設の生活介護の魅力を上げるために、今まで蓄積してきた事業所のノウハウ・スキル・経験値を生かす。入所施設でしか行えない日中活動の模索していき、今までの入所施設のイメージを変える試みについて報告しました。

　当日、石川理事長・倉重常務理事が来所して、表彰式をセシリアの事務所で行いました。表彰状を受け取った宗像主任は、「自分たちが行っている実践や、藤沢育成会を県の大会で久しぶりに伝える機会をあたえて頂き、とても光栄でした。今後もこの経験を大事にして仕事を進めていきたいと思います。」と感想を話してくれました。

　今回、表彰の為に実践報告をしたわけではありませんが、やはり自分たちの「支援」を法人で評価を受けたことで職員一人一人のモチベーションが上がり、より良い支援に繋げていけると思います。

（湘南セシリア支援課長：儀保治男）