★セシリア・みらい社合同職員研修会★
2016年10月8日(土)に、湘南セシリアとみらい社の合同職員研修会を開催しました。

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今回の研修の目的は、3点!

①隣接する事業所が災害の際、お互いで協力・連携し合って災害支援が実施できるようになるために、普段からお互いの事業所のことを知る機会を作る。

②「BCP」と「法人防災マニュアル」について学ぶ。

③災害を想定した「炊き出し訓練」を通して、防災備品の取扱いの実体験をする。

 午前は、サービスセンターぱるの志賀所長より「BCPと法人防災マニュアル」についての講義を頂きました。「BCP」という言葉を初めて聞く職員も多く、普段の防災訓練や避難訓練の大切さは知っていたが今回の講義を通して、災害が起こって避難をした「後」も重要だということを学びました。


「BCP」(Business Continuity Planの略)=事業継続計画=

 地震などの大規模災害が起きた時にも企業や行政機関が事業を継続できるように行
動する事や通常業務の継続が困難になる事態が発生した場合でも速やかに遂行できる
ように事前に定める計画の事をいう。

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 その後、お互いの事業所の避難通路や防災備品がどこに保管されているのかが分からないため、セシリアとみらい社の職員で分かれて各事業所の見学を実施しました。


 午後からは、「炊き出し訓練」を実施しました。セシリア、みらい社にある防災グッズをみらい社前の駐車スペースに持ち寄り3つのグループに分かれて「訓練」を行いました。

【炊き出し班】
・災害用炊き出しカマドを組み上げて、薪を準備して、マッチで火を起こす訓練を行いました。普段、コンロのつまみをひねることで簡単に「火」はつけられますが、マッチで火を起こす体験は、参加者にとって、非日常の体験となりました。

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【簡易トイレ設置班】
・防災用の簡易トイレを実施に組み立てて、使用方法を学びました。

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【電源確保班】
・両事業所にある発電機を出してきて、発電機の構造から学び、実際にエンジンをかける体験をしました。

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 参加者は、セシリアから21名、みらい社から15名の職員が参加しました。全員、全ての訓練を体験し、初めての体験で感動をする職員、これまでの体験の復習をする職員とさまざまでしたが、参加者全員で炊き出しで作った非常食の試食をしながら、いろいろな意見交換を行いました。

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 今回の合同研修会の講義で、休みの日に時間を作って下さったサービスセンターぱるの志賀所長からの話は、参加した職員全員から「とても分かり易かった」「改めて災害に関しての意識をしっかりと持ちたいと思った」等々の意見が出てとても有意義な研修となりました。

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 また、午後からの「炊き出し訓練」は、参加者の中にはマッチで火を起こすことが初めての職員も多く、薪を「手斧」や「なた」を使って割る作業等の初体験、薪の組み方等を学ぶこと。アルファー化米や防災用非常食のトン汁・けんちん汁を食することで、「知らないよりは、まずは知ってみる」の経験をした、今後に活かせる研修会になったと思います。今回だけで満足せずに、訓練の積み上げをしていくことがより重要だと思った研修会でした。(みらい社:儀保治男)


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