『移行に行こう!』で学んだことを実践 ~大ベテラン社員の働く姿勢~

みらい社は『就労移行支援事業』と『就労継続支援B型事業』を兼ね揃えた多機能型施設であり、それぞれの機能を有効活用しています。

 

その中で『移行に行こう!』という企画を行っています。ここでのプログラムは『働く姿勢チェックリスト~働き続けるために必要な31のこと~』に基づいて行われます。現場に戻る際、チェックポイントの中から目標を選び、その目標を果たすために考えながら作業に臨む流れです。

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みらい社勤続28年目の大ベテラン社員、桜井慎一さんは真っ先にこの『移行に行こう!』企画に興味を持ち、定期的にプログラムを受講しています。その中で桜井さんからは、ご本人のこれまで培ってきた経験に基づいた考えや意見を聞く事ができます。

 

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先日、現場において、桜井さんが『移行に行こう!』の中で学んだ事を発揮する場面がありました。他のメンバーが袋詰めをするための部材を別室に取りに行っている間、工場に残った桜井さん。『作業台の上を拭いておきます。』『みんなで(部材を)取りにいっても(人手が余って)やる事なくなっちゃいでしょ?だから拭いて、準備しておくよ!』と言って作業台の上を布巾で拭いて準備を整えてくれたのです。桜井さんのこの行動には"主体性""準備性""目的意識""気づく力""協力の姿勢"等『働く姿勢チェックリスト』の中にある数多くのポイントを押さえていました。

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さらに、桜井さんと、すぐにその場でこの行動に対する振り返りを行った所、『せっかく(移行プログラムで)やったのだから、(現場で)やらなきゃもったいないでしょ?』との事。学んだ事、わかった事、思った事を実行するという"実行力"も兼ね揃えている桜井さん。その"働く姿勢"はみらい社で働く、社員、職員全ての人の"鑑"です。(みらい社 就労支援員 片野 篤伸)

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