オリンピック開催中の常勤研修

▼個別の「利用者支援マニュアル」を

一人ひとり担当職員がプレゼンテーション

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オリンピックも終盤となり、女子バレーが悲願の銅メダルを獲得した8月11日、セシリアでは今年度一回目の常勤研修が行われました。

 

プログラムとしては、まず大型ごみのごみ出しに始まり(?)、「施設、生活、人権、意思決定支援」というテーマでの講義とロールプレイ、「業務を改善するとは」というテーマでのヒヤリハットと業務改善についてのワークショップ、「利用者支援マニュアル」についてのプレゼンテーション等、多岐に渡る内容で一日かけて行われました。大きなテーマとしては、入所施設における支援とは何かを考える、という事だったのではないかと思います。

 

話は再びオリンピックに戻りますが、私は小さい頃からの陸上好きで、特に短距離走とマラソンを観戦することが好きでした。ご多分に漏れず今回のオリンピックも夜更かしの苦手な私にはところどころとはなりましたが、TVで観戦をしました。マラソンの放送を見ていた際の、あるコメンテーターがマラソンの世界新記録について話をしていた内容がとても印象に残っています。確か、マラソンの世界新記録の更新は誰か一人が大きく今までの世界最高記録を更新すると、不思議なものでその記録に近い記録を他の人も出せるようになり、その繰り返しが起こることでマラソンの高速化が今も図られていっているといった話でした。また、それは自分の、人間の限界がここまでだと思っている気持ちが新記録の出る度にリセットされるから、といった話だったと思います。

 

私は、限界や普遍的な事、当たり前になっている事についての思い込みは、マラソンだけに限った話ではないなと後になって思いました。入所施設で当たり前になっている事を見直す機会に、当たり前と感じている気持ちをリセットする機会に今回のセシリアの常勤研修が一助になればと心から思います。

 

蛇足ですが、個人の挑戦ももちろん面白いのですが、今回のオリンピックでは卓球や水泳、サッカー、バレー等、チームで好成績を収める競技が見ていてとても興奮を覚え、また印象にも残り、時にはうれし涙をこぼしました。私の職場であるセシリアのチームもそうでありたいという思いがオリンピックの興奮冷めやらぬ私の心をまだまだ熱くさせています。(湘南セシリア・小山 信)

 

 

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