社会福祉法人　藤沢育成会

2013年10月10日

放課後等デイサービス星の村・カラフルでは、毎年高校生のインターンシップの受け入れを行なっております。今年も1名の高校生を受け入れました！（そのほか介護等体験の実習生も受け入れております。）

先日、鎌倉湘南地区高校生インターンシップ報告発表会にお招きをいただき、参加してきました。

鎌倉湘南地区では79の事業所が、のべ301名の生徒を受けいれたとのことです。事業所は保育園が多いのですが、中には消防署、海上保安署や、図書館や美術館、工業系の会社など様々あります。

サービスセンターぱるでは、例年1名程度の受け入れなので、他の事業所の受け入れ人数が多いことに驚きました。担当教員に伺うと、生徒の皆さんへの案内は、事業所名が主で配られてるということで、事業内容や業務内容の情報が届かないとのことでした。情報提供には工夫してほしいことを担当の教員にはお伝えしましたが、これまでインターシップにこられた生徒の皆さんは意識の高い生徒であることを改めて感じました。

さて、星の村・カラフルでインターシップを行なった生徒の発表の中で、印象に残ったエピソードがありました。

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ご自宅に車でお迎えにいき、子どもが車に乗った直後のことです。
お弁当用の名前シールを貼ろうとしたところ、その子どもがシールを手に取りました。
私は、一生懸命≪とりかえそう≫と頑張りましたが、なかなか返してもらえません。
私が困っていると、スタッフがひとこと『○○くん、シール、お弁当に貼ります。』と優しく伝えました。
すると、すぐにシールを自分でお弁当に貼ってくれました。
私は≪とりかえそう≫するだけでしたが、スタッフはそうではない対応をしており、びっくりしたし、すごかった。
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私はこのエピソードを聞いて、この気づきを2か月ほどたった今発表してくれたことが、素直に良かったと思いました。

次年度もインターシップの受け入れを行なっていく予定です。
私たちの事業を知って頂くひとつの機会となります。
こんな仕事をしているんだよ！と胸を張れるように、参加された生徒のみなさんが将来の働く業種の一つとして選んでいただけるよう、日々の支援を見直し取り組んでいきたいと思います。

サービスセンターぱる
小野田智司