はじめてのSST(ソーシャルスキルトレーニング) ~就労移行支援プログラム⑦~

127日(水)に実施した「第7回就労プログラム」の様子をご報告致します。今回のプログラムではSST(ソーシャルスキルトレーニング)を実施しました。

 

SSTとは職場やそこでの人間関係の中で起こり得る問題への対応方法を主にロールプレイやディスカッションを通して学ぶトレーニングのことです。

 

初めて実践する内容にメンバーはかなり緊張している様子があったため、まずはアイスブレイクを行い、緊張が解れた所でSSTを始めました。

 

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今回のSSTでは

 

   仕事のやり方を忘れてしまい、改めてやり方を聞く方法

   会話をしている輪の中に入る時の方法

   相手のお願いを上手に断る方法

 

という3つのテーマを設定した上でメンバーを各テーマに割り振り、SSTを実施しました。一人ずつロールプレイに挑み、他のメンバーはその様子を観察して終了後、ディスカッションを通じて感想を述べたり、意見交換を行う形を取りました。


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   のテーマでは忘れてしまったことを素直に謝る事や改めてやり方を覚える上でメモを取ると相手への心象にも影響がある事がポイントになる事を学びました。

 

   のテーマでは会話に入るタイミングや会話の内容を把握して、共感得てからだと輪に入りやすい事を学びました。

 

   のテーマでは相手に対して断る理由を伝える事で比較的理解を得られやすい事を学びました。

 

どのテーマにおいても、『相手が不快にならない伝え方』が大前提である事を学びました。


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初めてのSSTでありましたが、ポイントを押さえていたメンバーも多く、有意義な時間になりました。そして、プログラムも7回目を迎えたとあって、メンバー一同、受け答え方や話し方から成長を感じる事が出来ました。

 

次回は1221日(水)に今回実施したSSTを応用させた形でプログラムを実施予定です。(みらい社 就労支援員 片野 篤伸)

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